The Bay City Rollers
ベイ・シティ・ローラーズ ロゴ



 国内における'70年代の洋楽界で、あまり音楽に関心が無い人たちまでに、その名を知らしめたのはカーペンターズとこのベイ・シティ・ローラーズ(BCR)だったでしょう(私的にはアバも入れたいところ)。
カーペンターズが老若男女にファン層を持ったグループで有ったのに対し、我がベイ・シティ・ローラーズは大半のファンがミドルティーン、それも、いとも簡単に失神できたり黄色い声を張り上げる事の出来る中学生の女の子が特に目立つファンでした。

ヒットソングが出てからの主要メンバーを見てみると
 1950年9月10日生 Gordon Fraser 'Nobby' Clark ノビー・クラーク(L.Vo)'73年に脱退
 1951年6月20日生 Alan Longmuir アラン・ロングミュアー(Bs)'76年に脱退、'78年に復帰
 1953年3月19日生 Derek Longmuir デレク・ロングミュアー(Ds)
 1955年10月21日生 Eric Faulkner エリック・フォークナー(L.Gt)
 1955年11月12日生 Leslie McKeown レスリー・マッコーエン(L.Vo)'73年に加入、'78年に脱退
 1957年2月25日生 Stuart Wood スチュアート・ウッディ・ウッド(S.Gt後にBs)
 1958年8月22日生 Ian Mitchell イアン・ミッチェル(S.Gt)'76年に加入、その年に脱退
 1958年3月31日生 Pat McGlynn パット・マッグリン(S.Gt)'76年に加入、'77年に脱退
 1956年12月16日生 Duncan Faure ダンカン・フォール(L.Vo、S.Gt)'79年に加入


 丁度彼等が世界中にタータン旋風が起き出した'75後半〜'76年頃は19歳〜25歳位がメンバーの年齢に成るのですね。最年少と最年長に6歳も差があるのですが、人気のあったレスリー、エリック、ウッディが20歳前後でしたので女子中学生達のアイドルに成るにはきっちりな年齢であったのでしょう。


 でも、ミドル・ティーン達のアイドルに成っただけでレコードセールスを伸ばすことは出来ませんよね(特にアルバムの方は)。もっと幅広い年齢層の人たちに聴かれて買われないと売れるグループには成れません。多くの人たちが彼等のファンに成ってレコードを買ったのでしょう。'70年代半ばベイ・シティ・ローラーズは紛れもなくスーパーグループでした。


 何が魅力だったのかというと・・・思うに「彼等の青春は眩しく輝いていた」その輝きが歌や演奏に反映されていたと言うことに成るのでではないでしょうか?どのカバー曲も原曲に劣らず、或いはそれ以上にイキイキ・キラキラとしていました。
そして当時聴いていたファンの人たち(わたしも含めて)の青春も同じようにキラキラとしていたのだと思います。青春に年齢は関係ないですものね。
 丁度レスリーが在籍していた'73年〜'77年に放ったヒット曲はどれもが当に『青春に捧げるメロディー』の様な感じの青春ソングでその熱さを帯びた歌声は時を経ても色褪せないです。


 それが、'77年後半発売のアルバム「恋のゲーム」から少し作風が変わります。一聴してBCRだと判ったあの”弾けるような乗り”が薄らぎ、落ち着いたムードも感じました。じっくり聴かせるタイプも甘さだけでなくクールさを帯びてちょっと大人びたサウンドに成っています。
サウンドの変化は更に進み「風のストレンジャー」('78年)では明らかにティーン・アイドル脱皮を意識したAOR風味の作風に。
結果的に、彼等をアイドルとしていたファンの人たちの大半が、新譜を追いかける事をやめてしまうことに成りました。


 そして、このアルバム発表後の日本公演を最後にレスリーは脱退、代わりに一時は「アイドルグループとしては高年齢メンバー」だと言うことで裏方に回っていたアランが復帰、元ラビットのダンカン・フォールをヴォーカリストして加入させ、グループ名を「ザ・ローラーズ」に改称して心機一転ロックバンドとして再出発しています。でも、レコードの売り上げは芳しくなく3枚のアルバムを残して'81年に解散してしまいました。
 新たなファンを獲得しようと頑張ったローラーズ達でしたが、ティーン・アイドルの頂点に立ったポップバンドを、ロック一辺倒ファンがあらためて聴いてみるという事もなかなかしないことで結局、ローラーズの変化に普通に付いてこられたファンだけが買い求めたアルバムに成ってしまった様です。
こうして、ローラーズ時代のアルバムは好セールスを記録出来なかった訳ですが、中には良い曲も数曲は有りファンなら無視出来ないアルバム群です。



 『S・A・TUR・DAY、NIGHT!』印象的なかけ声の後に続く、レスリーの歌い出だしの声がなんとも言いようもなく魅力的な「Saturday Night」。
keep on dancing' to the rock 'n roll ... 特に『デーンセィン』と『ロール』の発音が妙に耳に残っています。この甘さ!甘すぎてとろけそうですね。
うーん、これはヒットして当然と納得。


 思えば、丁度映画「アメリカン・グラフィティ」のヒット後で'60年代前半のオールディーズポップスに注目が集まっていた時期、オールディズポップスのエッセンスを備えた初期BCRは、ロックとかポップスとか分けることなく聴き続けていた洋楽ファンには割とすんなり受け入れられたのでは?と思える時代背景であったのですよね。
ルベッツの「シュガー・ベイビー・ラブ」を聴いたあとで、4シーズンズのカバーであるBCRの「バイ・バイ・ベイビー」を聴いても全く自然な流れで聴き進んでいける訳です。
「バイ・バイ・ベイビー」がローラーズとの出会いでした。

 初期のレスリーの歌声には独特の甘酸っぱさが有ったが為に、反応しやすい若い女の子のファンを中心としてアイドルグループとして先に人気が出てしまいました。結果、そういったファンの人たちと年代が微妙にずれて黄色い歓声を上げることが出来ない多くの音楽ファンが、前に出られなく成ってしまったという感が有りましたが、決してファン層の年代が極端に狭かったということは無かったでしょう。


 わたしが最初に買ったアルバムは2枚組LPの「青春の記念碑(SOUVENIRS OF YOUTH)」。これを先に買ってしまったために彼等のファーストとセカンドを買うのは「青春に捧げるメロディー(DEDICATION)」の次に成りました。
この二枚組にはほんとはまりました! 全曲が当にタイトル通り『青春の記念』なのですね。シングル「ロックン・ロール・ラブレター」とLP「青春に捧げるメロディー(DEDICATION)」が出るまでは、このアルバムの曲ばかり聴いていました。
 このアルバムは一応彼等のシングルA面・B面を順に網羅という事に成っているのですが、日本語解説を読む限りではA面最初の「朝まで踊ろう(Keep on Dancing)」だけがノビー・クラークのヴォーカルで、後はすべてレスリーのヴォーカルで有るかのように思ってしまうのです。でも後になって知ったことなのですが、5枚目までのヴォーカルはノビーだったらしくて、普通ならば10曲目(2枚組の1枚目すべて)がノビーのヴォーカルで有るべきだったのです。
 ところがレスリー再録の「サタデー・ナイト」がヒットしたためにココでは「サタデー・ナイト(Saturday Night)」と「想い出にくちずけ(Remember)」がレスリーの再録に差替えられていました。2枚目収録の「朝まで踊ろう(Keep on Dancing)」の再録だけは説明が有ったのに1枚目の2曲に関しては説明無しでした。(この時期のARISTAの国内発売権はCBS-SONY、翌年東芝に移ります)


 「エジンバラの騎士(ROLLIN')」、「噂のベイ・シティ・ローラーズ(ONCE UPON A STAR)」は共にレスリー加入後に出されたアルバムですのでどちらも全曲レスリーのヴォーカルです。この二枚のアルバムではヒット曲に好きなのが多いのは「サタデー・ナイト(Saturday Night)」や「太陽の中の恋(Summerlove Sensation)」、「ベイ・シティ・ローラーズのテーマ (Shang-a-Lang)」、「想い出にくちずけ(Remember)」等を含むファーストの方で、可愛らしくて初期ローラーズの魅力のひとつを感じられる曲が有るのがセカンドといった所でしょうか。(「When Will You Be Mine?(青春の誓い)」「Angel Baby」など)
 日本でのファーストは二枚目「噂のベイ・シティ・ローラーズ(ONCE UPON A STAR)」でした。
(ちなみに「Shang-a-Lang」はノビーのヴォーカルヴァージョンでは「ベイ・シティ・ローラーズのテーマ」ではなく「恋のロックンロール」という邦題に成る様な・・・?)
ROLLIN'
ONCE UPON A STAR
SOUVENIRS OF YOUTH
ROLLIN' (LP)
UK Bell BELLS-244 (1974)


1. Shang-a-Lang
2. Give it to Me Now
3. Angel Angel
4. Be My Baby
5. Just a Little Love
6. Remember (ShaLaLa) [Leslie Version]
1. Saturday Night [Leslie Version]
2. Ain't It Strange
3. Please Stay
4. Jenny Gotta Dance
5. There Goes My Baby
6. Summerlove Sensation

ONCE UPON A STAR (LP)
HOLLAND Bell SYBEL-8001 (1975)


1. Bye Bye Baby
2. The Disco Kid
3. La Belle Jeane
4. When Will You Be Mine?
5. Angel Baby
6. Keep On Dancing [Leslie Version]
1. Once Upon a Star
2. Let's Go
3. Marlina
4. My Teenage Heart
5. Rock and Roll Honeymoon
6. Hey, Beautiful Dreamer
SOUVENIRS OF YOUTH (LP)
JAPAN-BELL BLP-1/2AR (1975)


1. Keep on Dancing [Nobby Version]
2. Alright
3. We Can Make Music
4. Jenny
5. Mañana
6. Because I Love You
1. Saturday Night [Leslie Version]
2. Hey! C.B
3. Remember (ShaLaLa) [Leslie Version]
4. Bye Bye Babara
5. Shang-a-Lang
6. Are You Ready for Rock & Roll
1. Summerlove Sensation
2. Bring Back the Good Times
3. All of Me Loves All of You
4. The Bump
5. Bye Bye Baby
6. It's for You
1. Give a Little Love
2. She'll Be Crying Over You
3. Keep on Dancing [Leslie Version]
4. The Disco Kid
5. Angel Baby
6. My Teenage Heart


 「青春のアイドル(WOULDN'T YOU LIKE IT)」はBCRの'75年発売(日本では'76年年明け早々)サードアルバムに当たる訳ですが、国内発売権がCBSソニーから東芝に移った為なのか(?)日本盤だけが「サタデー・ナイト」の再収録に成っています。また「恋をちょっぴり(Give a Little Love)」も国内では既に「青春の記念碑」で「ふたりの純愛(Give a Little Love)」紹介済みだったためにちょっと目新しさは薄れています。BCRの場合同曲に違う邦題が付けられて居ること、まま有りますね。
 でもこの2曲と「イーグルス・フライ」「恋のシャンハイ =ロックンロール・ラブレターのB面曲」などの佳曲も入っていて当時は相当に売れたアルバムでした。
 ここでこの時期、オリジナルアルバム未収録のシングル「ロックン・ロール・ラブレター」が発売されます。この曲は全BCRナンバーの中でのわたしのベスト! ポップスとロックの分かれ目というのか・・・、もし分かれ目が有るのならば、『純真一直線な』と『ちょっとワルぶって格好つけた』と言った気持ちの変化に似ているかしら?と思うこと有るのですね。
 ロックってそんな風に少しの『粋がり・ワル振り』な面を多分に持ち合わせていて、そこが一種の格好良さにも成っているのですよね。
「ロックン・ロール・ラブレター」を聴いて、滅多格好良くてロックバンドへと進んでいくBCRを感じたのでした。


 そして次の4作目「青春に捧げるメロディー(DEDICATION)」に成るのですが、段々とレスリーのヴォーカルもパワフルさを持ってきて聴応え有りますね。傑作アルバムです。
ロックよりに成ってくると「Rock and Roller」(格好いい)エリックとウッディの作品もイキイキして来ますし、カバー曲もBCRらしさを充分に感じられます。特に「二人だけのデート((I Only Wanna Be with Y)」は抜群に良いです。
 このアルバムから商業的理由で最年長のアランが17歳のイアン・ミッチェルと交代させられてしまいます。ウッディがベースに回って、イアンがサイドギター、ヴォーカルはイアンが「青春に捧げるメロディー(Dedication)」一曲だけを担当しました。
ところが、アルバム発表後イアンは脱退!? 急遽「青春に捧げるメロディー(Dedication)」はレスリーのヴォーカルで再録し直してそれをシングル盤で発表されたのですが、後年の日本盤ベスト盤CDの解説ではLP盤の時代に途中からレスリーの歌うヴァージョンに差替えられたと記述されていました。出だしの台詞の部分が違うので直ぐに判るのですが、ヴォーカル専門職で歌い慣れたレスリーヴァージョンと、可愛さの残る声でのイアンヴァージョン。安心して聴けるのはレスリーの方ですが、イアンのも曲の雰囲気にピッタリだと思います。曲自体は勿論良い曲ですね。


 イアンが7カ月あまりでやめちゃった後、同じくアイドルらしさを備えた若いパット・マッグリンが加入。パットを含めたメンバーで'76年12月に来日公演をしました。その後次の新作の録音に入り、パットも参加して録音されていた模様、そしておそらく録音後のミックスダウンの最中に行った米国公演終了後に突如パット脱退!(脱退させられた?)

 -----この数行は全くのわたしの憶測なのですが、アイドルバンドとしてのイメージを維持するために若いメンバーを補充したのに、音楽的に変化して行こうと意図する中、ミックスダウンの結果がその方向へと良好に進み、そこでファン層の年齢を引き上げる必要が生じてきて、ベイビーフェイスのパットを新作発表前に会社側が切る決断をした・・・のかも・・・・やがて最年長だったアランを復帰させていますしね。-----


 パットの脱退後に発売された新作「恋のゲーム(IT'S A GAME)」のLP,見開きダブルジャケットや中のインナー写真のどこにもパットの写真は無くメンバーは4人だけに成っていました。(初回プレスの国内版おまけだったシールだけにはパットを含めた5人メンバーの写真が使われ、国内シングル盤「恋のゲーム」にも5人メンバーの写真を使われていました)
 確かにアイドルバンドからの脱皮の意欲は充分に出ていて、若干の若いファン離れは有ったのかも知れませんが、このアルバムも相当売れていたはずです。若さ溢れたパワフルさは引っ込んでも佳い曲は多くわたしは好きなアルバムです。
日本ではシングル盤では「恋のゲーム(It's aGame)」が一番ヒットしましたが、アメリカでは「夢の中の恋(You Made Me Believe in Magic)」と「愛をささやくとき(The Way I Feel Tonight)」がヒットして「ロックンロール・ラブレター」以上のチャート順位を得ています。
日本ではシングルでも発売されたA面3曲目の「ハートで歌おう(Don't Let the Music Die)」は人気曲で日本選曲のベストではよく選ばれています。
ちなみにこの曲はロック色の強いオリジナルを中心に書いていたエリックとウッディのコンビ作で、切々と歌いあげる美しいメロディーは二人のソングライティングの成長が伺えた佳曲でした。
WOULDN'T YOU LIKE IT
DEDICATION
IT'S A GAME
WOULDN'T YOU LIKE IT (LP)
JAPAN Arista IES-80450 (1976)


1. I Only Wanna Dance with You
2. Don't Stop the Music
3. Shanghai'd in Love
4. Love Is ....
5. Maybe I'm a Fool to Love You
6. Too Young to Rock and Roll
1. Saturday Night
2. Give a Little Love
3. Wouldn't You Like It
4. Here Comes That Feeling Again
5. Lovely to See You
6. Eagles Fly
7. Derek's End Piece
DEDICATION (LP)
JAPAN Arista IES-80646 (1976)


1. Let's Pretend
2. You're a Woman
3. Rock and Roller
4. I Only Wanna Be with You
5. Yesterday's Hero
1. My Lisa
2. Don't Worry Baby
3. Are You Cuckoo
4. Write a Letter
5. Dedication [Ian Version]
IT'S A GAME (LP)
JAPAN Arista IES-80850 (1977)


1. It's a Game
2. You Made Me Believe in Magic
3. Don't Let the Music Die
4. Love Power
5. The Way I Feel Tonight
6. The Pie
1. Love Fever
2. Sweet Virginia
3. Inside a Broken Dream
4. Dance Dance Dance
5. Rebel Rebel


 アラン復帰で期待された'78年発表の「風のストレンジャー(STRANGERS IN THE WIND)」は前述の如く作風変化が著しく、それまでのBCRのアルバムのどれよりも売れなくて多くの若いファンが離れて行く結果となりました。(初回プレス国内版おまけの超大型ポスターは4人メンバーままの物でした))
 わたし自身も当時、先ずA面一曲目に針を降ろして驚いた記憶が有ります。もの凄く大人びたサウンドでした。ピアノやホーン楽器、シンセザイザーを加えたりして、アレンジで厚みを出したり都会的な雰囲気に仕上げた為に、ポップでシンプルなロックを売りにしていたBCRサウンドからは全く別物に成っていました。僅か3〜4年前に黄色い歓声や失神少女を続出させたグループの面影は完全に消えていました。
日本では「愛はいつまでも(Where Will I Be Now)」と「雨のニューヨーク(ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY)」の2曲がシングルかっとされましたが、どちらも売れませんでした。

 (時が過ぎてからの事ですが、「雨のニューヨーク」に関してはアナログでは凄く良い曲として聴けていたのに、ベスト盤CD再発曲ではそれ程でも無いように聞えたのですよね、それでもう一度アナログ盤で聴いたらやっぱり素敵な曲なのです!不思議な曲です)

 また、このアルバムからエリックとウッディの共作作品の量が急に増えて、リードヴォーカルも「バック・オン・ザ・ストリート(Back on the Street)」でエリックが「恋はマジカル・シング(Love Brought Me Such a Magical Thing)」でウッディが取る様になって居ます。
 このアルバム「風のストレンジャー(STRANGERS IN THE WIND)」を発売後二カ月目位にはベイ・シティ・ローラーズの黄金期を歌い続けたレスリーが脱退しました。
アルバム「風のストレンジャー」は従来のBCRサウンドとはかけ離れていますが、アイドルバンドのレッテルを持たない他の人が歌って発表していたらヒットしていたのでは?と思える佳曲がいくつも有ります。オリジナル曲も素敵な曲ですね。


 レスリーが抜けたあと1〜2カ月で直ぐに次のリードヴォーカリスト、ダンカン・フォールを加入させてリハーサルを重ね新曲の録音に入りました。次作のアルバム発表に先駆けて出された新生BCRのシングル「恋するラジオ(Turn on the Radio)」は中ヒット程度でしたが、個人的にはローラーズ・ロック・ナンバーの中では「ロックンロール・ラブレター」の次に好きな曲です。新メンバー、ダンカンも作者の中にクレジットされています。(このシングルから Arista の国内発売権は東芝から日本フォノグラムに変わりました)
前作でロック色が極端に薄れた後だっただけに、とても喜ばしいヒットシングルでした。

 そして、新作「エレベーター(ELEVATOR)」を発表、バンド名がThe Bay City RollersからThe Rollersに改名されていました!
初期から元々ローラーズと短縮して呼ばれることも多かっただけに改名も違和感はなかったです。
シングル曲「恋するラジオ(シングルヴァージョンとは若干違う)」を含む新作アルバムは全体的に前作よりはグンとロック色が強くは成っていますが、前作の流れを引き継ぐ曲も入ってはいます。シングルB面曲だった「ワシントンズ・バースデイ」なんかは当にその口でアルバム内の一曲として聴くと前作「風のストレンジャー」に含まれていても全く違和感のないナンバーに思えました。
ただ、今までの彼等のアルバムには収録曲どの曲にも聴き所が有ったのに、このアルバムは曲の良し悪しの差が激しい感じを受けますね。

 ロック色が強くなったとはいえ、'70年代-'80年代は超大物ロックバンドが相次いで出現した時代、ローラーズがちょっとロック色を強めたと言ってもロックナンバーでの全体的なサウンドはやっと中堅クラス。持ち味であるポップ性を備えたソフトタイプのロックを中心に演り続けていれば良かったのに・・・と次作「ザ・ヒーロー(VOXX)」の内容です。
全体的にどの曲も中途半端で聴き終えてスカッとした気分を味わえず、欲求不満を残したアルバムでした。

 いろいろと揉めた模様だったAristaからCBSへ移籍しての新作「リコシェ(RICOCHET)」は、国内発売が宣伝力の弱いイメージのある日本フォノグラムから宣伝力の大きなCBSソニーへ移ったにも拘わらず、新作プッシュされることなく何となくひっそりと発売された記憶のあるアルバムでした。
 内容に関しましては・・・良い曲も有って失望することは無いながらも往年のような傑作・快作と言えるほどの出来でも無かったので、やはり話題には成りませんでした。(売れなかったことが最大要因であったと思いますが、このアルバム発表後、解散してしまいました)

 曲としては「ライド(Ride)」が一番良くて、この曲をA面1曲目にしていれば良かったのに。BCR時代のアルバムはどれもA面1曲目が印象的な曲でした。
「カム・ホーム・ウィズ・ミー(Won't You Come Home with Me)」は歌いあげる曲でこういった曲も彼等には似合っているのでした。「ラヴ・オン・ザ・ライン(Lay Your Love on the Line)」は全く反対に彼等らしくないタイプながら、消化出来ていてバッチリ聴けます。
前作ではこのタイプの曲などは相当に中途半でした。タイトル曲「リコシェ」は珍しくインスト曲です。

 「MUCH ADO ABOUT NOTHING」というLPは海賊盤ですので一応写真だけ・・・
初期ライブではテープを流して公演していたと言われているBCR,正式なライブ盤はもともと出る訳も無かったのですが、'77年頃には自前演奏でライブをこなしていたようです。(後年正式発売もされています)
 このブートレグはスコットランドでのライブらしいのですが録音は最悪、観客席からのマイク録音丸出しで聴けた物では有りません。でも少しでも聴きたくて音が悪いの判っていても買ってしまうのですね。
STRANGERS IN THE WIND
ELEVATOR
VOXX
STRANGERS IN THE WIND (LP)
JAPAN-Arista IES-81125 (1978)


1. Anoter Rainy Day in New York City
2. All of the World Is Falling in Love
3. Where Will I Be Now
4. Back on the Street
5. Strangers in the Wind
1. Love Brought Me Such a Magical Thing
2. If You Were My Woman
3. Every Tear I Cry
4. Shoorah Shoorah for Hollywood
5. When I Say Love You
ELEVATOR (LP)
JAPAN-Arista 25RS-25 (1979)


1. Stoned Houses #1
2. Elevator
3. Playing in a Rock and Roll band
4. Hello and Welcome Home
5. I Was Eleven
6. Stoned houses #2
1. Turn on the Radio
2. Instant Relay
3. Tomorrow's Just a Day away
4. Who'll Be My Keeper
5. Back on the Road Again
6. Washingtons's Birthday
VOXX (LP)
JAPAN-Arista 25RS-84 (1980)


1. God Save Rock and Roll
2. Working for the People
3. Soho
4. The Hero
5. "85"
1. Honey, Don't Leave L.A.
2. New York
3. The Jig
4. Only the Young Die Old
5. Rebel Rebel (live)
RICOCHET
MUCH ADO ABOUT NOTHING
ONCE UPON A STAR 2
セカンドアルバムのLP盤は中にボール紙印刷によるメンバー各々の写真入りカードが、5枚入っていまして、上部がアルバムカバーの一部になる変わったデザインでした。
RICOCHET (LP)
JAPAN-CBS SONY 25AP-1996 (1981)


1. Doors, Bars, Metal
2. Life on the Radio
3. No Doubt bout It
4. Roxy Lady
5. Ricochet
6. Won't You Come Home with Me
1. Ride
2. Lay Your Love on the Line
3. That's Where the Boys Are
4. Set the Fashion
5. This Is Your Life
MUCH ADO ABOUT NOTHING (LP)
Bootleg Record


Live Scotland '77

 
 正式解散したあとの'80年代は時々最盛期のメンバーで再結成をしたりしていたのですが、同窓会タイプのライブばかりだと思っていましたので'レコードやCDを買う対象からは全く外していました。(実際は新曲も発売されていたらしい・・・)


 発売される新譜がCDとアナログレコードの併発時代を経て、CDオンリーに成ったのが'80年代後半。一時は将来アナログレコードは再生不可能な時代が来るのでCDに買換えていかないと好きな曲が聴けなく成るかも?という不安が生まれたりしていました。
 その様な状況の中、昔からの音楽ファンだったわたしの'90年代は、主に旧譜のCD再発盤を中心に買うことが多くなりました。
勿論よく聴いて大好きだった彼等のCDも買っています。似たようなベスト物コンピレーションが数枚有りますが、一曲か二曲の為に「買っておかないと」という気持ちで買う羽目に成った物も有ります。
 '90年代に買ったベスト物3枚の内「バイ・リクエスト」と「ザ・ベスト・オブ」が日本選曲物、英国選曲の「ROLLERS MEGA HITS(
Absolute Rollers)」と比べると好みの違いが出ている物有りますね。
日本選曲物はどちらもアルバム「恋のゲーム」から三曲を全くアルバムの曲順通りに収録しているのが面白いところでした。
 「サタデー・ナイト」のノビーのヴォーカル・ヴァージョンは「バイ・リクエスト」で初めて聴いたのですが、「Night!」のかけ声部分が叱っているようなキツイ調子なので驚きました、このいきなりの怖さは乗りの良いリズムを台無しにしていて、これは再録正解です。

BY REQUEST

BY REQUEST (CD)
JAPAN Arista BVCA-151 (1992)


1. Keep on Dancing [Nobby version]
2. Shang-A-Lang
3. Bye Bye Baby
4. Saturday Night [Leslie Version]
5. Wouldn't You Like It?
6. Give a Little Love
7. Money Honey
8. Rock 'N Roll Love Letter
9. I Only Want to Be With You
10. Rock 'N Roller
11. Yesterday's Hero [Album Version]
12. Dedication [Ian Version]
13. You're a Woman
14. My Lisa
15. It's a Game
16. You Made Me Believe in Magic
17. Don't Let the Music Die
18. The Way I Feel Tonight
19. Where Will I Be Now
20. Another Rainy Day in New York City
21. Saturday Night [Nobby Version]
22. Dedication [Leslie Version]
ROLLIN'

ROLLIN' (CD)
JAPAN Arista BVCA-7368 (1995)


1. Shang-a-Lang
2. Give It To Me Now
3. Angel Angel
4. Be My Baby
5. Just A Little Love
6. Remember (Sha La La La) [Leslie Version]
7. Saturday Night [Leslie Version]
8. Ain´t It Strange
9. Please Stay
10. Jenny Gotta Dance
11. There Goes My Baby
12. Summerlove Sensation
ONCE UPON A STAR

ONCE UPON A STAR (CD)
JAPAN Arista BVCA-2040 (1992)


1. Bye Bye Baby
2. The Disco Kid
3. La Belle Jeane
4. When Will You Be Mine?
5. Angel Baby
6. Keep On Dancing [Leslie Version]
7. Once Upon a Star
8. Let's Go
9. Marlina
10. My Teenage Heart
11. Rock and Roll Honeymoon
12. Hey, Beautiful Dreamer
DEDICATION

DEDICATION (CD)
JAPAN Arista BVCA-7370 (1995)


1. Let's Pretend
2. You're a Woman
3. Rock and Roller
4. I Only Wanna Be with You
5. Yesterday's Hero
6. My Lisa
7. Don't Worry Baby
8. Are You Cuckoo
9. Write a Letter
10. Dedication [Ian Version]
11. Rock 'N Roll Love Letter
12. Money Honey
13. Love Me Like I Love You
14. Dedication [Leslie Version]
IT'S A GAME

IT'S A GAME (CD)
JAPAN Arista BVCA-2043 (1992)


1. It's a Game
2. You Made Me Believe in Magic
3. Don't Let the Music Die
4. Love Power
5. Way I Feel Tonight
6. The Pie
7. Love Fever
8. Sweet Virginia
9. Inside a Broken Dream
10. Dance, Dance, Dance
11. Rebel, Rebel
ROLLERS MEGA HITS

ROLLERS MEGA HITS
Absolute Rollers(CD)
JAPAN Arista BVCM-2901 (1998)


1. Saturday Night [Leslie Version]
2. Shang-a-Lang
3. Remember (Sha la la La) [Nobby Version]
4. Bye Bye Baby
5. I Only Want to Be With You
6. All of Me Loves All of You
7. Give a Little Love
8. Summerlove Sensation
9. Rebel Rebel
10. Money Honey
11. Keep on Dancing [Leslie Version]
12. Love Me Like I Love You
13. Once Upon a Star
14. Be My Baby
15. You Made Me Believe in Magic
16. The Way I Feel Tonight
17. Another Rainy Day in New York City
18. It's a Game
19. There Goes My Baby
20. Rock 'N Roll Love Letter
21. Mama Li
22. Maryanne.
23. Bay City Rollers Megamix
THE BEST OF

THE BEST OF (CD)
JAPAN Arista BVCM-37016 (1998)


1. Saturday Night [Leslie Version]
2. I Only Want to Be With You
3. Rock 'N Roll Love Letter
4. Dedication [Ian Version]
5. Give a Little Love
6. It's for You
7. All of Me Loves All of You
8. Summerlove Sensation
9. Shang-A-Lang
10. Bye Bye Baby
11. Remember (Sha la la La))[Nobby Version
12. Love Me Like I Love You
13. You Made Me Believe in Magic
14. The Way I Feel Tonight
15. Yesterday's Hero
16. Money Honey
17. It's a Game
18. Where Will I Be Now
19. Don't Let the Music Die
20. Saturday Night [Nobby Version]




 2000年代に入っての大きなニュースはやはり、初めての正式ライブ盤発売でしょう。昔ブートで聴いたのと同じ年代のライブながら今回のは日本公演、武道館の物です。全体的にレコードよりスローテンポながら「恋のゲーム」「ロックンロール・ラブレター」など好きな曲から始まるライブは時を超えてやっぱり熱い物を感じます。同じCD(レコード)を繰返し何度も何度も聴くことはほんと久しいことでした。ここではレスリーの声がちょっとハスキー気味に成っています。
また、「サタデー・ナイト」でコールする観客の女子の声は中学生と言うより小学生のような声に聞えますね。

 ベスト物「THE DEFINITIVE COLLECTION」は米選曲盤、同じ内容で日本盤も出ていますが、「イエスタデーズ・ヒーロー」や「恋するラジオ」は殆ど同じ録音ながらシングル用編集盤で入っています。
 また古い既発アルバムも、アナログ盤「青春の記念碑」でしか聴けなかったシングルB面曲などがボーナス・トラックとして組み込まれたので結局買い直す結果に成っちゃいました。

 2007年に、レスリーからダンカン・フォールに変わり「ローラーズ名義」に成ってからのアルバムも正式な形でCS化再発されました。
そのうちのアルバム「VOXX〜ザ・ヒーロー〜」はアナログ盤時代に日本のみの発売として出されていたアルバムでしたのでイギリスでの7T'sがCD再発化に伴う際、ジャケットカバーのデザイン写真が本国に無かったらしくて、日本のLP盤の【見本盤】をコピーしてジャッケットを制作したみたいです。(ウッディの頭の辺りに「見本盤」のシールが映っています!)わたしはそれが気に入らなくて2008年発売の日本盤紙ジャケットCDを買い換えました。
 ちなみにアナログ盤時代はレコード会社がラジオ局などに「この曲をラジオで流して宣伝して下さい」という意味合いで、無料で配るサンプルを数十枚、数百枚単位で作っていました。国内では「見本盤」「非売品」、海外では「promotional copy」等と印字されたりシールが貼られていたりしていました。


THE DEFINITIVE COLLECTION

THE DEFINITIVE COLLECTION (CD)
USA Arista 07822-14613-2 (2000)


1. Saturday Night
2. Keep on Dancing [Nobby Version]
3. Remember (Sha la la La) [Nobby Version]
4. Shang-a-Lang
5. Summerlove Sensation
6. Bye Bye Baby
7. Give a Little Love
8. All of Me Loves All of You
9. Money Honey
10. Love Me Like I Love You
11. Rock & Roll Love Letter
12. I Only Want to Be With You
13. Yesterday's Hero [Single Version]
14. Rock & Roller
15. Dedication [Leslie Version]
16. It's a Game
17. You Made Me Believe in Magic
18.The Way I Feel Tonight
19. Turn on the Radio [Single Version]
20. Wouldn't You Like It
Live at the Budokan

ROLLERWORLD
Live at the Budokan, Tokyo 1977 (CD)
USA BODYGUARD 029120002 (2001)


1. Intro
2. It's a Game
3. Rock-N-Roll Love Letter
4. Yesterday's Hero
5. Love Fever
6. Don't Stop the Music
7. Eagles Fly
8. Rebel Rebel
9. I Only Wanna Be With You
10. Dance Dance Dance
11. Don't Let the Music Die
12. You Made Me Believe in Magic
13. Wouldn't You Like It
14. Money Honey
15. You're a Woman
16. Saturday Night
ROLLIN'

ROLLIN' (CD)
UK BEll/BMG 82876 608202 (2004)


1. Shang-a-Lang
2. Give It To Me Now
3. Angel Angel
4. Be My Baby
5. Just A Little Love
6. Remember (Sha La La La) [Leslie Version]
7. Saturday Night [Leslie Version]
8. Ain't It Strange
9. Please Stay
10. Jenny Gotta Dance
11. There Goes My Baby
12. Summerlove Sensation
13. Are You Ready For That Rock And Roll
14. Bringing Back The Good Times
15. Bye Bye Barbara
16. Hey C.B.
ONCE UPON A STAR

ONCE UPON A STAR (CD)
UK BEll/BMG 82876 608212 (2004)


1. Bye Bye Baby
2. The Disco Kid
3. La Belle Jeane
4. When Will You Be Mine?
5. Angel Baby
6. Keep on Dancing [Leslie Version]
7. Once Upon a Star
8. Let's Go
9. Marlina
10. My Teenage Heart
11. Rock And Roll Honeymoon
12. Hey, Beautiful Dreamer
13. All of Me Loves All of You
14. The Bump
15. Keep on Dancing [Nobby Version]
16. Alright
17. It's for You
WOULDN'T YOU LIKE IT

WOULDN'T YOU LIKE IT (CD)
UK BEll/BMG 82876 608222 (2004)


1. I Only Wanna Dance With You
2. Don't Stop the Music
3. Shanghai'd in Love
4. Love Is....
5. Maybe I'm a Fool to Love You
6. Too Young to Rock and Roll
7. Saturday Night
8. Give a Little Love
9. Wouldn't You Like It?
10. Here Comes That Feeling Again
11. Lovely to See You
12. Eagles Fly
13. Derek's End Piece
14. She'll Be Crying Over You
15. Wouldn't You Like It? [1972 Version]
16 I'd Do It Again [Previously Unreleased]
DEDICATION

DEDICATION (CD)
UK BEll/BMG 82876 608552 (2004)


1. Let's Pretend
2. You're A Woman
3. Rock 'N Roller
4. Don't Worry Baby
5. Yesterday's Hero
6. My Lisa
7. Money Honey
8. Rock 'N Roll Love Letter
9. Write aLetter
10. Dedication [Ian Version]
11. I Only Wanna Be with You
12. Love Me Like I Love You
13. Mama Li
14. Maryanne
 IT'S A GAME
IT'S A GAME (CD)
UK 7T's GLAM CD 35 (2007)


1. It's a Game
2. You Made Me Believe in Magic
3. Don't Let the Music Die
4. Love Power
5. Way I Feel Tonight
6. Love Fever
7. Sweet Virginia
8. Inside a Broken Dream
9. Dance, Dance, Dance
10. Rebel, Rebel
11.Are You Cuckoo
12.Dedication (Leslie vocal ver.)
13.The Way I Feel Tonight(Single ver.)
 STRANGERS IN THE WIND
STRANGERS IN THE WIND (CD)
UK 7T's GLAM CD 45 (2007)


1. Anoter Rainy Day in New York City
2. All of the World Is Falling in Love
3. Where Will I Be Now
4. Back on the Street
5. Strangers in the Wind
6. Love Brought Me Such a Magical Thing
7. If You Were My Woman
8. Every Tear I Cry
9. Shoorah Shoorah for Hollywood
10. When I Say Love You
11.All of the World
12.Falling in Love (Single ver.)
 ELEVATOR
ELEVATOR (CD)
UK 7T's GLAM CD 47 (2007)


1. Stoned Houses #1
2. Elevator
3. Playing in a Rock and Roll band
4. Hello and Welcome Home
5. I Was Eleven
6. Stoned houses #2
7. Turn on the Radio
8. Instant Relay
9. Tomorrow's Just a Day away
10. Who'll Be My Keeper
11. Back on the Road Again
12. Washingtons's Birthday
 VOXX
VOXX (CD)
Japan Arista/BMG BVCM-35535 (2008)


1. God Save Rock and Roll
2. Working for the People
3. Soho
4. The Hero
5. "85"
6. Honey, Don't Leave L.A.
7. New York
8. The Jig
9. Only the Young Die Old
10. Rebel Rebel (live)


VOXX
ウッディの頭の上に「見本盤」!
 RICOCHET (
RICOCHET (CD)
UK 7T's GLAM CD 50 (2007)


1. Doors, Bars, Metal
2. Life on the Radio
3. No Doubt bout It
4. Roxy Lady
5. Ricochet
6. Won't You Come Home with Me
7. Ride
8. Lay Your Love on the Line
9. That's Where the Boys Are
10. Set the Fashion
11. This Is Your Life
12.Life on the Radio(Single ver.)
 GIVE A LITTLE LOVE
GIVE A LITTLE LOVE,THE BEST OF
(CD)
EU DemonMCDLX-054 (2007)

Disc 1:
1. Give A Little Love
2. Shang-A-Lang
3. Bye Bye Baby
4. Summerlove Sensation
5. All Of Me Loves All Of You
6. Saturday Night
7. Keep On Dancing
8. Money Honey
9. Love Me Like I Love You
10. I Only Want To Be With You
11. It's A Game
12. You Made Me Believe In Magic
13. Remember (Sha-La-La)
14. Rock n' Roll Love Letter
15. The Way I Feel Tonight
16. Yesterday's Hero
17. We Can Make Music
18. Mañana

Disc 2:
1. Don't Let The Music Die
2. When Will You Be Mine?
3. Too Young To Rock And Roll
4. The Bump
5. Be My Baby
6. Please Stay
7. Once Upon A Star
8. Rock'n'Roll Honeymoon
9. I Only Wanna Dance With You
10. Here Comes That Feeling Again
11. Let's Pretend
12. Don't Worry Baby
13. Rebel Rebel
14. Love Fever
15. Another Rainy Day In New York City
16. Angel Baby
17. Turn On the Radio
18. The Disco Kid
 2008年以降も数点ベスト物、コレクション物が発売され続けています。「EARLY COLLECTION(青春の記念碑)」はLP盤時代の「青春の記念碑(SOUVENIRS OF YOUTH)」の焼き直しに相当する編集物で初期Bellレーベル物のコレクション、「Saturday Night」はノビー・クラークのヴォーカルヴァージョンです。EU編集の「THE GREATEST HITS」はレスリー・マッコーエンヴァージョンの「Saturday Night」が納められています。またCD化されたときの「Another Rainy Day In New York City(雨のニューヨーク)」の一瞬の音切れがこのSONY盤では有りません。
 Salvoレーベルから出された4枚組「ROLLERMANIA」は「青春の記念碑」を更に広げてローラーズ時代、ダンカン・フォールのヴォーカル物も納められた正に集大成ベストです。2004年にBMGがBellレーベルでCD再発化した際にボーナス曲として出された曲も入っています。特に「Wouldn't You Like It(二人でいつまでも)」も1972年ヴァージョン、ノビーのヴォーカルヴァージョンはスローテンポながら曲自体は1975年版よりは良い感じでわたしは好きですね。
 
 EARLY COLLECTION
EARLY COLLECTION (CD)

Japan Arista/BMG BVCM-35536 (2008)


1. Keep On Dancing (Original Single Version)
2. Alright
3. We Can Make Music
4. Jenny
5. Mañana
6. Because I Love You
7. Saturday Night (Original Uk Single Version)
8. Hey! C.B.
9. Remember Sha La La
10. Bye Bye Barbara
11. Shang-A-Lang
12. Are You Ready For That Rock & Roll
13. Summerlove Sensation
14. Bringing Back The Good Times
15. All Of Me Loves All Of You
16. The Bump
17. Bye Bye Baby
18. It's For You
19. Maryanne
20. Give A Little Love
21. She'll Be Crying Over You
22. Keep On Dancing
23. The Disco Kid
24. Angel Baby
25. My Teenage Heart
26. Mama Li
 THE GREATEST HITS
THE GREATEST HITS (CD)

EU SONY 88597770842 (2010)


1. Bye Bye Baby
2. Give A Little Love
3. Shang-A-Lang
4. Summerlove Sensation
5. Money Honey
6. Remember (Sha La La La)
7. Saturday Night
8. I Only Want To Be With You
9. Love Me Like I Love You
10. All Of Me Loves All Of You
11. Keep On Dancing
12. It's A Game
13. You Made Me Believe In Magic
14. Be My Baby
15. Yesterday's Hero
16. Please Stay
17. The Way I Feel Tonight
18. You're A Woman
19. Let's Pretend
20. Once Upon A Star
21. Another Rainy Day In New York City
ROLLERMANIA
ROLLERMANIA : THE ANTHOLOGY (CD)

UK Salvo SALVOSBX451 (2010)

Disc 1:
1. Keep On Dancing (Original Single Version)
2. Alright
3. We Can Make Music
4. Jenny
5. Wouldn't You Like It (1972 Version)
6. I'd Do It Again
7. Mañana
8. Because I Love You
9. Saturday Night (Original Uk Single Version)
10. Hey C. B.
11. Remember (Original UK Single Version)
12. Bye Bye Barbara
13. Shang A Lang
14. Are You Ready For That Rock 'N' Roll
15. Angel Angel
16. Just A Little Love
17. Ain't It Strange
18. Jenny Gotta Dance
19. Summerlove Sensation (Single Version)
20. Bringing Back The Good Times
21. Saturday Night (Les McKeown Version)

Disc 2:
1. All Of Me Loves All Of You
2. The Bump
3. Bye Bye Baby
4. It's For You
5. La Belle Jeane (UK Version)
6. Keep On Dancing (Les McKeown Version)
7. Once Upon A Star
8. Let's Go
9. My Teenage Heart
10. Rock 'N' Roll Honeymoon
11. Give A Little Love (UK Single Version)
12. She'll Be Crying Over You
13. Money Honey
14. Mary Anne
15. I Only Wanna Dance With You
16. Don't Stop The Music
17. Love Is
18. Too Young To Rock 'N' Roll
19. Wouldn't You Like It (1975)
20. Eagles Fly
21. Lovely To See You

Disc 3:
1. Love Me Like I Love You
2. Mama Li
3. I Only Wanna Be With You
4. Rock 'N' Roller
5. Let's Pretend
6. You're A Woman
7. Yesterdays Hero
8. Rock 'N' Roll Love Letter
9. It's A Game
10. Dance Dance Dance
11. You Made Me Believe In Magic
12. Are You Cuckoo
13. Dedication (Les McKeown Version)
14. The Way I Feel Tonight (Single Version)
15. Love Power
16. Another Rainy Day In New York City
17. All Of The World Is Falling In Love (Single Version)
18. If You Were My Woman
19. Where Will I Be Now
20. Strangers In The Wind
21. When I Say I Love You (The Pie)

Disc 4:
1. Turn On The Radio
2. Washington's Birthday
3. Elevator
4. Hello & Welcome Home
5. Stoned Houses #2
6. Playing In A Rock 'N' Roll Band
7. Life On The Radio
8. Ricochet
9. Doors, Bars & Metal
10. Ride
11. No Doubt About It
12. Set The Fashion
   (Bonus Tracks)
13. Yesterday's Hero (U.S. Version)
14. Summerlove Sensation (U.S. Version)
15. Give A Little Love (U.S. Version)
16. Where Will I Be Now (Alternative Vocal)
17. Kings Road Chelsea - Les McKeown
18. All Washed Up - Les McKeown

early    alan
 初期メンバー写真。上段右が         「青春の記念碑」の中の写真、
 初代ヴォーカル、ノビー。            エリックが左利きで、アランが右利き?
 その左側がジョン・デヴァイン。        日本紹介間もない頃の事
                            ネガの裏焼きをそのまま載せちゃったのでしょうね。
lesry    ian and pat
 珍しくもレスリーがギターを抱えた       イアンとパットが一緒に写った
 写真。バックでテープを流していた      珍しい'70年代の写真。
 時代のコンサート写真でしょう。



 わたしが彼等を知るきっかけになった記念すべきシングル盤は「バイバイ・ベイビー」だったのですが、実際はそれ以前に数枚のシングルが日本発売されていました。
 イギリスで中ヒットした「朝まで踊ろう(Keep on Dancing)」がそうですし、「サタデー・ナイト」、ローラーズのテーマとして知られる「Shang-a-Lang」も「恋のロックンロール」という邦題で共にノビーのヴォーカル・ヴァージョンで発売されて居たと言うことです。
 当時の洋楽ファンというのは雑誌『Music Life』である程度情報を得たり、ラジオで曲を覚えるというのが新曲を知るパターンのひとつでした。とにかくラジオで何回か流して貰えなかったら新曲との出会いはなかなか出来なかったのですね。
初期のローラーズのシングルはあまり取り上げて貰えなかったと思います。(かなりのラジオファンでしたのに)

 漸くラジオで頻繁に流して貰えるように成ってきたのが、レスリーを迎えて「バイ・バイ・バーディー」がイギリスのヒット・チャートで7週連続トップを続けてからの事でした。
ある程度火がつくと、元が良いだけに次から次へとシングルの発売ラッシュでした。シングル先行発売なら速効ですが、LPアルバムからのセカンドカットといったシングルでは買わなかった物も有りますので(「二人だけのデート」とか「夢の中の恋」など)中抜けで持っているEP群です。
 イアン脱退後にシングルカットされた邦盤ジャケット「イエスタデイズ・ヒーロー/ロックン・ローラー」「青春に捧げるメロディー」にパットの加入写真が使用されているのが面白いですね。両面A面扱いで出た「イエスタデイズ・ヒーロー/ロックン・ローラー」の裏側はイアン在籍時の写真に成っています。

Bye Bye Baby

SONY BLPB-245AR
Bye Bye Baby /
Hey! Beautiful Dreamer
Saturday Night

SONY BLPB-251AR
Saturday Night /
Shang-a-Lang
Money Honey

EMI IER-10924
Money Honey /
Maryanne
Love Me Like I Love You

EMI IER-20015
Love Me Like I Love You /
Mama Li
Rock and Roll Love Letter

EMI IER-20022
Rock and Roll Love Letter /
Shanghai'd in Love
Yesterday's Hero

EMI IER-20150
Yesterday's Hero /
Rock'n Roller
Dedication

EMI IER-20190
Dedication /
You're a Woman
It's a Game

EMI IER-20270
It's a Game /
Dance, Dance, Dance
Don't Letthe Music Die

EMI IER-20360
Don't Letthe Music Die /
The Way I Feel Tonight
Turn on the Radio

PHONOGRAM 6RS-28
Turn on the Radio /
Washington's Birthday
God Save Rock & Roll

PHONOGRAM 6RS-67
God Save Rock & Roll /
Soho


 BCR元メンバーの中ではイアン・ミッチェルが一番多くのレコードを出したというイメージがあります。(実際の数字を調べた訳では無いので確信は持てませんが)
そして取り上げていた曲がわたしの好きな曲で有ったりもしたのでイアン在籍バンドの物が数枚、今もわたしの元にあります。クリームの「サンシャイン・ラブ」には驚きましたし「シェイラ」にもニヤリでした。ロゼッタ・ストーンのヴォーカルはデミアン・マッキー。
 右端の「恋を抱きしめよう」はビートルズのカヴァーではなく、SSWトム・ジャンス(後年トム・ヤンスと書かれること多くなっています)の書いた大々好きな曲です。プレスリーやオリヴィア・ニュートンジョン、ミリー・ジャクソンなどの大物を初めロック系は勿論ソウル系・カントリー系など多くの人がこの曲を歌っています。イアン・ミッチェル脱退後のロゼッタ・ストーンのシングルですが大事にしているEPです。
 下はパット・マッグリンで一番ヒットしたシングル、タートルズのカバーで「あの娘はアイドル」。パットの場合は短期間の加入時期で有るにも拘わらず、愛らしい顔と日本でのBDR人気絶頂時の公演が重なり本国よりも日本での人気の方が凄かったメンバーでしょう。

Sunshine of Your Love

EMI EMR-20333
Sunshine of Your Love /
Steal Willie
Sheila

EMI EMR-20464
Sheila /
I Don't Like It
Loving Arms

KING CM-282
Loving Arms /
Boys in Action
She'd Rather Be with Me

KING CM-1065
She'd Rather Be with Me /
Street Walkin' Girl





 ベイ・シティ・ローラーズのヴィデオ・クリップ集です。わたしの持っている映像は同じ物が2000年、2004年、2005年と発売・再発された6曲入りのDVDです。
 ノビー在籍時の映像は有りませんが、出入りしたメンバーのうちアラン、レスリー、イアン、パット、ダンカンの映像が収められています。「恋はちょっぴり」はアランとレスリーが居た'75年頃の映像、「ラブ・ミー・ライク・アイ・ラブ・ユー」ではアランから途中でイアンに代わり「二人だけのデート」はイアン在籍時のメンバーです。
そして「恋のゲーム」ではパット・マッグリンが参加したクリップで収められています。パットはレスポールをエリックはSGを使用、パットはフライングVを抱えた写真も見たこと有ったし結構楽器持ちだったのですね・・・
「夢の中の恋」は4人メンバーの頃の映像、「恋するラジオ」はヴォーカルがダンカン時代の物です。
 全体の印象ではイアンは幼いイメージながらメチャメチャに可愛いです!レスリーは兄貴っぽい雰囲気で、意外と格好いいのがパット、そして抜群に格好良かったのがダンカンでした。
ローラーズ時代、ダンカンが南アメリカの国籍だと言うことで当時ビザがおりずに(アパルトヘイト関連)来日出来なかったのですが、もし彼の在籍時にローラーズが日本に来ていたら、人気は続いていた可能性大ですね。この映像集のみからのわたしの感想。
 (演奏はレコード用の録音に口パク・充て振り物なので所々、合っていない部分も見られました)
B.C.R. VIDEO HITS


B.C.R. VIDEO HITS (DVD)
JAPAN BMG BVBM31037 (2004)

1. Love Me Like I Love You
2. I Only Want to Be With You
3. Give a Little Love
4. It's a Game
5. You Made Me Believe in Magic
6. Turn on the Radio





 イアン・ミッチェル Ian MitchellはBCRの一メンバー、最初はそんな風にしか思っていなかったのが、ローラーズをやめて加入前に居たバンドに復帰、いきなりクリームのカバー「サンシャイン・ラブ」で話題を撒いたかと思えば、オールディズナンバーで好きなSHEILA(トミー・ロー)をカバーともの凄く気になるバンドと成りました。
 丁度レイフ・ギャレットが「浮気なスー」や「サーフィンU.S.A. 」をヒットさせていて男子アイドル系がオールディズナンバーを取り上げることの多かった時代、いろいろと聴くのに忙しかった時代でした。
 (レイフに関してはアルバムを全部揃えてシングルも数えたら13枚も持っていました。短期間のアイドルながら相当に入れ込んでいたようです)


 イアン関連のレコードはシングルだけでなくアルバムも数枚買いました。
 ロゼッタ・ストーンは同メンバーでヤング・シティ・スターズというバンド名でアイルランドで活動を開始していたとのこと、それが'76年BCRのメンバー若返り戦略の中でイアンをローラーズに引き抜かれる事に成りました。残った4人は途方に暮れて半年間を過ごしていた様でした。
 イアンはローラーズのアルバム「青春に捧げるメロディー(Dedication)」に参加した後、突然脱退しました、噂ではエリックと上手く折り合えなかったという話題も出ていましたが、取りあえずはわずか半年少々でイアンはヤング・シティ・スターズのメンバーへと戻ってきた訳です。
 そして名前をロゼッタ・ストーンの変えて再出発。今度はイアン自身に知名度が有ったために順調に進み出すことが出来て結果的に良い方へ向かったと思われます。
 でも、「青春の出発(ROCK PICTURES)」「明日への挑戦(CAUGHT IN THE ACT)」とポップな味付けのロック路線で2枚のアルバムを残してイアンは再度脱退してしまいました。(マネージャーとのイザコザ?)
残ったロゼッタ・ストーンは新しいギターリスト、ポール・ラーウェンを迎えて再々出発、上記のシングルを出しています。
 独立したイアンは自身のバンド、イアン・ミッチェル・バンドを結成、自らがリード・ヴォーカルを担当したためなのか(声が幼い感じですね)殆ど売れないアルバムと成りました。わたしの買ったのはセカンドアルバム(「青春に夢中」)で、なんとテクノロック系!苦手な系統でした。
ロゼッタ・ストーンがそこそこ人気を保てたのはデミアン・マッキーのスーッと伸びる声が多いに関係していたことが判ります。

CD時代に入ってからロゼッタ・ストーンのベストアルバムがひっそりと出ました。勿論日本版も出ています。
さらに、もっとひっそりとダンカン・フォールのローラーズ加入前、RABBITT時代の音源CD化版やアンソロジーも出ていたのです!はい、こちらもやはり買っています。(ちなみに綴りはRABBITTでRABBITではありませんでした。)
Ian Mitchell1 ROCK PICTURES
Ian Mitchell2 CAUGHT IN THE ACT
Ian Mitchell3 Goin' Crazy
Rosetta Stone
ROCK PICTURES (LP)
JAPAN Private Stock EMS-80970
(1977)

1. If Paradise Is Half as Nice
2. Penny
3. At the Disco
4. Sunshine of Your Love
5. Rock and Roll (Im Comin' Home)
1. Judy, Judy, Judy
2. Drive on
3. Angelina
4. Steel Willie
5. Free as a Bird
6. You Really Got Me

Rosetta Stone
CAUGHT IN THE ACT (LP)
JAPAN Private Stock EMS-81155
(1978)

1. Door to the Party
2. There Ain't Nothin' But a House Party
3. NA NA NA
4. Who You Are
5. No Better than the Rest
1. Try It on
2. Gonna Grab It
3. Hey Little Girl
4. Now's the Time
5. Play the Game

Rosetta Stone
GOIN' CRAZY (LP)
JAPAN WEA P-10872 (1977)

1. Everybody's on the Fiddle
2. Ska Music
3. Hold on to Love
4. Get Down and Boogie
5. ABCD I Love Me
6. Goin' Crazy
1. Take Me Back
2. Hit with a Hook
3. Peekaboo Love
4. Girls
5. Midnight in Tokyo
6. Thunder and Lightning
 Retrospective Roller 1977-1979    
Rosetta Stone
Retrospective Roller 1977-1979 (CD)

Japan Wizzard in Vinyl WiV034CD
(2004)

1. If paradise in half as nice
2. Penny
3. At the disco
4. Sunshine of your love
5. Rock and roll(I’m comin’home)
6. Judy,Judy,Judy
7. Drive on
8. Angelina
9. Stool White
10. Free on bird
11. You ready got me
12. Door to the party
13. There ain’t nothin’but a house party
14. Na na na
15. Who you are
16. No better than the rest
17. Try it on
18. Go grab it
19. hey little girl
20. Now’s the time
21. Play game
22. Sheilla
23. I don’t like it
 
 Boys Will Be Boys / Rabbitt  A Croak And A Grunt In The Night / rabbitt  Duncan Faure Anthology
Rabbitt
Boys Will Be Boys (CD)

Japan AIR ARCHIVE AIRAC-1287
(2006)

1.Something's Going Wrong With My Baby
2.Savage
3.Lifeline
4.Locomotive breath
5.Hard Ride
6.Baby's Leaving
7.Eventides
8.Looking For the Man
9.Death of Tulio
10.Charlie  
 Rabbitt
A Croak And A Grunt In The Night (CD)

Japan AIR ARCHIVE AIRAC-1288 (2006)

1. T.C.Rabin In D Minor
2. I Sleep Alone
3. A Cloak And A Grunt In The Night
4. Everybody's Cheating
5. Sugar Pie
6. Searching
7. Working For The People
8. Pollyman
9. Schumann
10. Hold On To Love
11. Dingley's Bookshop
12. Never Gonna Ruin My Life
13. Tribal Fence
14. Gift Of Love
15. Lonely Loner Too
16. Take It Easy
17. A Love You Song
Duncan Faure
Duncan Faure Anthology (CD)

USA Global Recording Artists
GRA-12822
(2010)

Disc 1:
1. Nightfall
2. Racing Car
3. Lovely Is the Woman
4. Come Back
5. World Stood Still
6. In the Right Place
7. Finally In Love
8. I'll Always Be There
9. In a Hundred Years
10. Dad's Town
11. Tear In Her Eye
12. Around The Corner
13. Tonight I Pray for a Miracle
14. Oh You Make Me Blue
15. Where Is The Music
16. Lovelight
17. Come Dance With Me
18. Seen the Way You Look at Me

Disc 2:
1. Brother
2. This Is Love This Is Real
3. Wouldn't It Be Good
4. Better Than Ever
5. Man of a Thousand Dreams
6. Get Inside Your Heart
7. You Know Me So Well (Alternate Mix)
8. Not Enough Hours (Alternate Mix)
9. Timilu
10. Galaxy
11. Forever
12. Kings Anthem
13. Christmas Song
14. This Is the Christmas
15. Brother Live Wplj Radio
16. Eyes of the Innocent (Demo)
17. I Won't Give Up (Orange Cashboat)
18. Girl On Her Own (Orange Cashboat)
19. Feels Like a Day


初期のメンバーで`78年に脱退した Alan Longmuir が2018年7月2日に感染症により亡くなりました。
`76年に加入ごほぼ半年ほどで脱退した Ian Mitchell が、2020年9月2日に咽頭がんが原因で亡くなりました。
`73年に加入、最も多くのヒット曲でリード・ヴォーカルをとった Leslie McKeown が2021年4月20日亡くなりました。死因は不明、非公開です。

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Text by Mie